はじめまして。「私」こと,えがきやLLCのCEOでございます。弊社の設立にあたり,最初のご挨拶を申し上げたいと思います。
2021年10月14日に合同会社えがきやを設立いたしました。社名にこめた想いは,「絵を描くことを生業としそれを屋号(会社名)とする」ことです。その名に恥じぬよう,お客様のご要望にお応えするため誠心誠意,努めさせていただきます。
私は子供の頃から,ファンタジーやSF小説の挿絵が大好きでした。とくに,創元推理文庫版の「火星のプリンセス」で知られる武部本一郎画伯の表紙画や挿絵に心魅かれていました。画伯の手による表紙であれば,古本屋で読むつもりがない小説でも買って帰ったこともあります。何十年経っても,この気持ちは変わることはありません。
武部画伯のイラストは物語に具体的な像を与え,さらにそれが想像を膨らませてくれます。本当に力があるイラストは,物語の世界を何倍も広げて楽しませてくれることを知りました。
少しでもそんな絵に近づきたいと,高校くらいまで下手なイラストをアナログで描いていましたが,それ以降は絵を描くことから,ずっと遠ざかっていました。
それから随分,時間が過ぎて,デジタル作画によってイラスト制作がとても身近になりました。絵の具で部屋が汚れることもありません。失敗してもやり直しが何回でもできます。細かなところは,拡大していくらでも描き込めます。資料写真の空の色が欲しければ,スポイトツールで吸い取ることができます。絵の具を調合する知識や技術は不要です。これだけのサポートがあれば,自分にも商業用のイラストが描けるのではないだろうか。思い上がった勘違いかもしれませんが,その気持ちを止めることはできませんでした。Photoshopとタブレットに悪戦苦闘しながら,会社勤めの傍らに週末や早朝の趣味として厚塗りのイラスト制作を何年も練習を続けました。
また、きれいな主線を描くことと、キャラクタのデフォルメが苦手であったため、アニメ調やコミック調のイラストは不得手でしたが、入門書やYoutube動画を眺めてはClip Studio Paintの機能を覚えながら少しずつ練習してまいりました。
2021年7月に勤めていた会社を辞め、自ら起業し,残りの人生をイラスト制作業に専念にすることにしました。
弊社は,個人,同人,プロのクリエイター様,とくに小説,コミック,動画,ゲーム,TRPGシナリオを作成されている方々の各種ニーズを引き受けたいと考えています。
皆様からのお声がけを心よりお待ちしております。
えがきやLLC 代表
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