福岡 春吉「AKAMIYA COWSI(アカミヤコウシ)」

酒と肴

こんにちは。「私」こと,えがきやLLCのCEOです。

毎回,福岡から東京へ戻ってくる前の日,無事に出張なり旅行が終わるほっとした気持ちで必ず訪れるお店があります。福岡市中央区春吉にある「AKIMIYA COWSI (アカミヤコウシ)」さんです。
骨付きの熟成肉を豪快にグリルしたステーキが売り物のお店ですが,和牛の赤身肉の美味しいところを少しずつ頼むことができるので,大人の一人飯や少人数での会食にも適したとても良いお店です。春吉小学校近くの,ちょっとわかりにくい場所であったのですが,区画整理により周辺の道路が広く整備されたおかげで道々が明るい感じになり,以前に比べて行きやすい雰囲気になりました。21年12月に福岡を訪れた際も久しぶり(2年ぶり)くらいに行ってまいりました。

AKAMIYA COWSI (アカミヤコウシ)
〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉2丁目17−2
092-791-2592

一人で伺ったときは,熟成の骨付き肉はちょっと量が多いので,熟成ではない和牛を100g単位で2品ほどお願いしてグリルしていただきます。焼き上がるまで少し時間がかかるため,お通しとして出されるサラダとアラカルトメニューからいくつかお願いしてゆっくり待つことにしています。

店主や店員さんがお客さんの顔をちゃんと覚えておいてくれるお店です。予約もとらずに突然,訪れたにも係わらず歓待していただきました。(ただし,非常に人気があるお店ですので,必ず予約されてから行かれることをお薦めします。)

ここからは 2021年12月に取材させていただいたときの写真をご紹介します。

2021年12月のメニューです。肉の価格は時々で変わりますのでご了承ください。アラカルトの料理は改良されたり新規追加されたりします。
お通しのサラダ。アンチョビ風味のドレッシングが美味しい。

店主に「赤身の美味しい部位と,少し脂の入った美味しい部位のお薦め」を尋ねると,内モモとカメノコと教えていただきました。残念ながら,この日はシャトーブリアンがなかったので,これら2品を注文します。焼き上がるまで30分弱かかりますので,その間,「長ネギのマッシュポテト」,「セロリのピクルス」をアテにグラスワインをいただきました。

セロリのピクルス。肉とワインの味で充たされた口の中を一度,リセットしたいときに最高。当然,ワインのアテにも。
長ネギのマッシュポテト。来店する度に改良されていて驚く。甘塩っぱいソースと卵黄,葱の香と味が絡み合って素晴らしい。

久しぶりの来店ということで,店主からサービスの一品をいただきました。90日ほど熟成したタンです。口の中でかみしめると熟成肉に独特の香りとなんとなく味噌や醤油を思わせるニュアンスのうま味がほのかに感じられます。かむほどにその味が湧き出てくるのです。飲み込むのが惜しい,ずっと口の中で噛みしめていたいほどのお味でした。

待っている間にお店からサービスをいただきました。90日熟成のタン。肉のうま味がかすかに味噌のようなニュアンスを出す。塩と胡椒だけで美味しい。

注文した肉が焼けたようです。岩塩,粒マスタード,わさび,トリュフ塩がテーブルに用意されます。

岩塩,粒マスタード,わさび,トリュフ塩が卓に運ばれる。いよいよ肉が焼き上がってくる。

来ました「内もも」と「カメノコ」。内ももは the赤身肉という感じです。焼き加減がちょうどよく,噛みしめると肉汁がにじみ出てきます。カメノコは赤身肉の中に脂身が透み通っているいるかのようで,脂のうま味も一緒に感じられます。これらを交互に一口ずついただきました。まさに口福です。

店長におすすめの赤身と少し脂身のある肉を聞きました。この日は,内モモとカメノコをお願いしました。
グラスワイン(赤・フルボディ)は「肉専用」が売りの「カーニヴォ」。大きめのグラスになみなみ注いでいただきます。

福岡最後の夜を赤身肉のうま味を堪能して,心から満足して店を出ます。店員さんが手が空いていると,いつも店の外まで見送りに来てくれます。そうすると,本心から「また来ます」という気持ちにさせてもらえるお店です。次回はいつになるでしょうか。

えがきやLLC
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