税務署から居住者証明を交付してもらいました

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こんにちは,えがきや代表です。

Google から「シンガポールの税務情報」を提出するように求められました。日本(弊社)とシンガポール(Google)との間では租税条約が締結されており,Google AdSense で発生する収益に対して制度を正しく適用するためには,弊社が日本の所管税務署へ納税していることを示さなければなりません。一番,確実と思われるのは法人の「居住者証明」を税務署から取得して,Googleへ提出することでしょう。というわけで,弊社の所管税務署である「横浜中税務署」へ居住者証明の発行を申請してきました。

居住者証明の交付請求

居住者証明の交付を請求するために,以下のリンクからPDFファイルをダウンロードし,必要事項を入力します。

国税庁HP 居住者証明交付請求書(入力用)

① 居住者証明の交付を請求する,所管税務署
② 請求日の日付
③ 納税地における住所を日本語と英語の両方を入力します。
④ 氏名と法人名(法人の場合は,さらに代表者名)を日本語と英語の両方で入力します。
⑤ 提出先の国名を日本語と英語の両方で入力します。
⑥ 申述事項として,3つのチェックボックスをチェックします。
⑦ 居住者証明書の必要枚数を入力します。
⑧ 提出先の国名を英語で入力します。

※対象期間の項目は Optional となっており,指定は不要です。

これらの事項をPDFに入力して,印刷します。
申請には,請求枚数+1枚が必要です。1枚の証明書の請求には印刷した請求書が2枚必要となります。
印鑑や自筆署名は不要ですので,印刷したものをそのまま提出します。

税務署へ交付請求を提出

請求書を所管の税務署へ郵送,あるいは直接提出して交付を待ちます。
居住者証明の交付は,税務署の繁忙具合によって時間がかかることがあります。
私の場合,2024年1月25日に横浜中税務署へ直接持ち込んで請求しました。現地で,受け取り方法を選択する用紙に記入して,用意した印刷済PDF2枚を提出した後,2024年1月30日に交付のお知らせを受けました。この日数は一定ではないようですので,証明が必要な方は時間に余裕をもって請求すると良いと思います。

居住者証明の受け取り

交付された居住者証明を受け取る方法として,横浜中税務署では次のいずれかを選ぶことができました。
(1)次週の金曜日に来署して受け取り
(2)郵送で受け取り(郵送用の封筒,切手などは自分で持ち込む)
(3)交付次第,連絡をもらい来署して受け取り

私は(3)をお願いして,後日,連絡を受けた上で税務署へ赴き直接受け取りました。
受け取りにあたっては,代表者と同一人であることが確認できる顔写真付の身分証明書の提示が求められます。私は運転免許証を使いました。

なお,居住者証明書の交付は無料です

Google AdSense への提出

Google AdSense の「お支払い>設定>税務情報の管理>シンガポールの税務情報」ページから企業情報の入力を行います。
そして,交付された居住者証明をスキャンしたPDFファイルをアップロードしました。即時,ステータスが「承認」となりました。ただし,「税法上の居住地」が変更されたとされ,この審査には数日(最大7営業日ほど)かかるようです。

[2024.02.07追記] 「お客様の税法上の居住地が承認されました」とのメールが届きました。これで,本件の手続きは完了となりました。一安心です。


 以上,備忘のために記録しておきました。

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