福岡 中央区清川「五島食堂MAKOICHI(マコイチ)」

酒と肴


こんにちは。「私」こと,えがきやLLCの代表です。

退職後に美味しい酒肴との出会いを求めて福岡を旅する企画の続きです。今回は,中央区清川の「五島食堂MAKOICHI(マコイチ)」さんをご紹介します。

五島食堂MAKOICHI
〒810-0005 福岡県福岡市中央区清川1丁目2−23
092-531-3707

食事をすませてホテルに帰る途中,清川の三光園のそばを歩いていると,ふと一軒の店が目に入りました。看板を見ると,「五島食堂MAKOICHI」とあります。なぜか気になって,後日,予約してみることにしました。その名の通り,五島のご出身の店主が経営されているお店だそうです。

清川の三光園の近く。偶然,通りかかって気になった店。
五島市公認とのこと。店主も五島出身だそうです。


以下のご紹介は,私の個人的な感想や解釈によるものです。店や店主の考えを代弁しているわけではないことをご承知おきください。

店内に入ると,シックで清潔感のある内装です。席は,カウンター席,テーブル席,個室の座敷の席と分かれており,用途に応じて使い分けできるようになっています。今回は,お一人ということでカウンター席に座らせていただきました。

日本酒と焼酎をいろいろとそろえており,特に五島の焼酎が揃っています。聞けば,五島の焼酎はまだ歴史が浅い(「五島灘酒造」の設立は2007年,「五島列島酒造」の設立は2008年)ということですが,その完成度は驚くほど高いです。今回,MAKOICHIさんへは2回,お邪魔して店に置いてあった芋焼酎をすべて試してみました。

五島列島酒造 五島 芋
五島灘酒造 越鳥南枝
五島灘酒造 黒麹
五島灘酒造 白麹
五島灘酒造 紅さつま

この中で,特に「越鳥南枝」がきれいな味で呑みやすかったです。どれもかすかにバニラ香がしたような気が。ロックでいただきましたが,お湯割りにした方が香りがはっきり分かったかもしれません。
わずか十数年でこんな美味しい焼酎を造るなんて,どちらの酒造会社にも興味があります。いずれ,見学してみたいですね。

棚には五島の焼酎が並ぶ。(ピントが甘くなってしまいました。)
お通し。もずくの酢加減がちょうどよく,おひたしの出汁も美味しい。
鯨と天然鮮魚の刺盛。どれも脂がのっており美味しい。
同じ醤油であるが,魚のお刺身用と鯨用を分けて出してくれる。こういう心遣いが嬉しい。
さばかつ。鯖の身がふわふわの熱々で美味しい。タルタルソースもよいお味で,これだけでも酒のあてになりそう。
茶碗蒸し。同店の出汁の味が効いており,焼酎との相性も最高。
旬野菜天ぷら盛。そのままだと二人分くらいあるため,量を半分にしてもらいました。
里芋のあんかけカラスミふりかけ。とろみのある出汁の味が最高。これも焼酎に合います。
鯛わたの塩辛。どんどん焼酎が進んでしまいます。
ゴマ鯖。今回の福岡旅行中に食べたゴマ鯖で個人的に一番美味しかったのがこれでした。かなりボリュームあります。
ぼらの白子ポン酢。この辺りから焼酎から熱燗に変えました。
五島あごの一夜干し炙り。一匹単位で注文できます。頭からバリバリいきます。燗酒と相性良し。
五島のうどん。暖かい出し汁に細めのうどんの麺が泳ぐ。あおさ海苔の香りと味が汁ををますます美味しくする。

取材した日は,お座敷席に会社の忘年会風の方々,テーブル席に東京からいらしたご夫婦,カウンター席には地元のカップルさんと東京から単身で赴任しているご常連さんといった具合に,様々な年代の方々がいらしていました。

とにかく新鮮な素材と素晴らしい調理とで料理がどれも美味しく,お酒がかなり進みました。もっとたくさんのメニューを試してみたかったのですが,もうお腹がいっぱいでした。

取材した日のメニュー。日付が入っており,毎日,書き換えているのだろうか。

次回は,ぜひ家族で来ていろいろな料理を試してみたい店です。また,長崎方面へ旅行する際は,五島の焼酎蔵見学も計画してみたいと思います。

大当たりのお店でした。

えがきやLLC
CEO


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